2017年1月4日水曜日

はてなブログへ移行します

下記参考にさせてもらいました。
id: uru3 ++

【備忘録】Bloggerからはてなブログへ記事を移行する方法。

実際にやったことは書いてある内容通りでOKでした。
画像と下書きも自動でインポートされます。


  1. Bloggerからブログデータのバックアップを取得
  2. 変換ツールをGoogleサイトからダウンロード
  3. 変換ツールで、MovableType形式に直して、はてなブログにインポート


移行理由ですが、Bloggerは2000年代からの変化が乏しかったから。
長く使っていただけに少し残念な気持ちもあります。


以降、移行後のブログもよろしくお願いします。

http://yoshifuji.hateblo.jp

2017年1月3日火曜日

2016年の振り返り


画像とともに振り返る2016年。

2016年1月。アクセンチュアのUXのワークショップ。
体験のデザインというワークは初めて。

当初、このイベントはUIデザインのみスコープとして扱うものかと想定していたのですが、コンサルタントの視点にたって企画から提案まで問題解決を行うというものでエキサイティングでした。

そういえばこのワークショップ前後で、戦略コンサル企業が国内の広告代理店と衝突していく流れになっていること知りまして。ちょうど時代の変わり目なのですね。


春頃。dotsイベント「デザインの作り方」。
これは事例紹介が中心でした。

既存のゲームやイベントに、技術的、デザイン的な新しい要素を採り入れる。そこに価値が生まれる。
昨今のVRについても、徐々にサービスが立ち上がっていることと通じるものあります。


夏。はじめてのAirBnB。
リーズナブル、贅沢な空間。そして宿舎近辺はなにも設備がないという環境。
こういう施設も出てきているのだというのが新鮮でした。

言葉だけ知っていても、自身の体験に落とし込まないとわかったつもりになってしまうので怖いなと。


秋。水道橋のチームラボにて、Kinnectを使用したゲーム開発イベント。

最終評価の段階で、子どもが最も喜んだものが優勝というもの。
彼らは全力で取り組むのである程度耐久性が求められること、それとすぐ飽きてしまうのでリアクティブな要素を体験に組み込むのが大事なの痛感しました。


AWSのServerless(サーバレス)サービスのワークショップにも参加。
日本のそれは、USAから2年ほど遅れている現状との指摘もあるとのこと。

既存のサービスの置き換えにしても、新規事業にしても、クラウドを使うことで価値を出せるのはなんだろうという意識、大事ですよね。



冬。dotfes 2016。
CyberAgent社がエンジニアとデザイナーの価値を高める取り組みを、4年かけて積み上げてきたことにいくらか衝撃を受けました。

開発をオフショアないし完全外注体制からの脱却。社内に知見を貯める制度の構築。
勝てる組織の経営判断といいますか、変われる組織というのが脅威ですね。



最後に下記は、年末のUX関連のイベント。
IMJ流体験デザイン講座の最終回だけ参加。

誰かの不満を解消する、その形は問わないといった条件下の考察は、悩ましくそして楽しいものでした。
UXに投資しない。それが価値あるものであることが伝わらないという点が、海外との明らかな差だとのこと。



振り返りは以上。
総じて、UX周辺に関心高かった気がします。

2017年も、気になることを追っていくスタンスで、手を動かしたり、各イベントで情報集めようと思います。

2016年12月25日日曜日

渋谷dotfes2016 補足編

CyberAgent佐藤さんの講演は非常に学びが多いもので、資料公開を首キリンにして待機していた…のですが、しばらくしても出てこなそうだったので当日撮った写真を補足として載せます。
先日書いたブログの方に、講演内容のテキストを載せているので適宜見てください。

※なお、部分的に公開されているものはありました。

dotFes 2016。

CAのこと、まずは社則の紹介。
この項目に「クリエイティブで挑戦する」を追加するまで4年間頑張った話し。

実践したことは経営陣とのGive&Take。このKPIを達成したからこういった社内制度を取り入れたいという提案を徐々に推し進めていった。


講演アジェンダ
  1. CAとは
  2. CA流のモノづくり
  3. インハウスデザイナーに求められる役割




デザイン思考の捉え方。美大出身者であれば黒炭の白黒描写で黄色いレモンを表現できるがエンジニアにとってそれはツライ。


エンジニアもデザインを学ぶ時代。それがデザイナーとの成果物への共通理解を深める。


CAではそれを実現する職種を「テクニカルクリエイター」と位置づけている。


なのでエンジニア含めてアニメーション研修もあると。


佐藤さんはDNP在籍時代に「妥協に感動は無い」と教わったとのこと。


インハウスデザイナーとは。制度やサービス各事例をもとに説明。



制度紹介:「デザイナーロワイヤル」
社内メンバーで架空サービスに対して侃々諤々するというもの。ノウハウの蓄積の仕組み。



モックアップを作成して、デザイナー・エンジニア間で議論する場(Tech Lab)もあり。
こうしておくと、実装工程で成果物のイメージがしやすくなる。





Ameba Ownedの事例

コンセプトは、社長の実家の母でも簡単にWebサイトが作れるようになるサービス。

デザイン設計当初は、機能を盛り込みすぎていたので、簡便さ追求してブラッシュアップ。





AbemaTV事例

順にWeb版、スマホ版、タブレット版。
当時はFlashやPixateで動的なモックアップを作成していたとのこと。
実際にTVアプリとして使用した場合の体験設計にも注力。

・Web版


・スマホ版



・タブレット版







以上。

モックアップに制作コストをかける。
エンジニア、デザイナー間のプロダクトへの共通理解を深める。
社員の人材価値向上のための制度をつくる。
…等々。

CA社には社内にナレッジを蓄積する仕組みやモチベーションを上げる制度ができていて、社員層の厚い会社であることが分かりました。

2016年12月9日金曜日

理科大学 Advent Calendar 2016 第9日目「OK科のOBがWebエンジニアになるまでの話し」

応用化学科2007年卒の者です。神楽坂キャンパス出身です。

Qiitaアドベントカレンダー眺めていたらたまたま枠が空いていたので、気まぐれに投稿してみます。

TL;DR

  • 本を読んで、エンジニアを志望
  • SIerからWebベンチャーへ
  • おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。


2007年といえばもう10年近く前になるのですね。おっさんの独り語りなので気楽に読み流してください。

略歴、学部生のときはプログラムを書いた経験なし。新卒入社後、初めて書いた開発言語はVisualBasicScript。

迂闊に書いたスクリプトがWindowsレジストリを壊してOS動かなくなったのは苦い思い出です。システムエンジニアからWebエンジニアになっていまに至る、と。

振り返ると、当時流行った梅田望夫さん著書「ウェブ進化論」に触発されて、システムエンジニアを志望しました。
そのときアタマにあったのはエンジニアになりたいの一心で。


悲しいかな、SIer所属のシステムエンジニアとスタートアップのWebエンジニアとは似て非なるものなのですが、その頃は知る由もないのでした。

(※開発思想の相違なんかが最近明文化された感じします、エンジニアの認知度だとドラマ逃げ恥の影響凄いですよね…)


団塊世代退職を見越した新卒売り手市場(だったらしい)で、手を挙げれば情報系の経験を重視されずにシステムエンジニアになれる雰囲気があったのですね。

一般にSIerと呼ばれる資本力があるようなところが大量採用していたようで、その流れに乗ったような具合です。

テスターとして入ってExcelでテスト直交表をつくったり、納品用のPCを大量にセットアップしたり。
ひとつのプロジェクトに20人くらい集められて、3ヶ月から半年くらいのスパンで新しい業務へみたいな世界。


趣味でPHPのスクリプトをいじったりしていたものの、業務ではWeb技術に触れる経験も少なく。外界の情報はネットから仕入れるだけといった環境でした。
RSSリーダーが流行っていて、はてなRSSを200個近く登録して必死で情報を追っていた頃。

ネットに張り付いていると、東京のそこかしこで面白そうなイベントは開催されているのですね。昔のものですが個人的に推しイベントは下記のもの。



いまもし自分が学生だったら、気になる技術を見つけてdotsの勉強会行ってみたり、StartupWeekendとかMashupAwardとか出てみたりしていると思います。


そんな頃合いで、2009年にシリコンバレーツアーが開催されるというので参加し、情報技術が花形とされる文化を目の当たりにしました。現地で活躍しているエンジニアいわく、技術があれば海外でも飯が食えるという。

定年まで1社で勤め上げるというイメージは、それらで情報を仕入れていく過程で崩れていきました。


さてはて、新卒入社から3年も経つと、高校同級生の友人が知人と起業するというので乗っかってみることに。

キャッシュが無いので昼は光フレッツの営業、夜は帰って自社プロダクトの開発の日々。
半年くらいで根を上げてしまい離脱。
その後、1社ソフトウェアベンダーを挟んで、いまのWebベンチャーへ転職。

なぜこの段階でWebを志望したかというと、本に書かれた世界に行きたかったから。その技術を身につければ、世界が近くなるから。


採用前の裏話として、いざWeb方面に行くべと思うも、Webの経験はプライベートしかない。ソフトベンダーではDelphiという言語を使っていたので、これもまたWeb実績にカウントされない。

そこで事前の対策として、mixiのOpenSocialの仕様を読んでPHPでソーシャルゲームアプリを作ってみたり、出てきたてのGoogleAppEngine上にJava&javascriptでWebアプリを作ってみたりして、面接に望むなどしていました。

デザイナー職では過去制作物をまとめたポートフォリオの提出などあると聞きますが、エンジニアも同様、レンタルサーバを借りて自身の作ったものを見せられたほうが良いというよくある学び。

いまの会社ではWeb技術をふんだんに学ぶことができてハッピーな感じです。めでたしめでたし。


最後に。現在うちの会社でも新卒採用しているのですが、学生時代に何を作ったか、どんな成果物があるのかを問いたりするので、就職したらすぐに手を動かしたいベンチャー志向の学生の方にはウェルカムな環境です。

ただ、自分のように学生の頃に何もしてこなかったけど、エンジニアになってみようかなという気持ちがあれば、まずは間口の広いところから入ってみて、技術の海に潜ってみるのもありなんじゃないかなと思います。

いじょ。

2016年12月4日日曜日

あなたに使えるUXデザイン入門 by STANDARD & IMJ

ワークショップに行ってきました。

UX、デザイン思考、サービスデザインのための「あなたに使えるUXデザイン入門」
https://uxd-hcd-waiwai-cafe.connpass.com/event/44108/
2016年12月3日(土)13:00-18:00

※追記:講義資料公開されました

UXって単語はイメージ先行して、必要そうなのだけどまず何から始めたらいいかわからず。
その一方で、そのデザイン手法を言語化・社内浸透させてビジネスに活かしている企業も出てきている昨今です。

UX探求、といいますか自身のUXへのモヤモヤ感解消のため、参加してきました。
※なお、このイベントは全5回構成。最終回からの初参加回といったハードルはありましたがどうにかなるものです。

なお、イベント開催にあたり、

※イベント内で得た情報を口外しないことを条件でのご参加となります。

ということなので、参加してみての所感中心に残します。


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