2016年11月27日日曜日

Blog回顧10年分

2007年に初投稿してからもうすぐ10年。

10年間の出来事といえば…

2007年 新卒でSIer入社
2008年 はじめてのMacbook(カーボン製のやつ)
2009年 シリコンバレーツアー行った
2010年 知人起業に参加、するも途中で転職
2011年 はじめてのDelphi
2012年 はじめてのサーバサイドC#
2013年 ハッカソンデビュー
2014年 マッシュアップアワード10楽しかった
2015年 はじめてのAWS・GCP、インフラ担当な一年
2016年 はじめての海外案件と業務Perl、TDD、CI(イマココ)

これっていう武器もないけど、未知な領域は減ってきた感じがする。
強いて挙げるとしたら、WindowsやらLinuxやら環境にとらわれずに色々やりますっていう雑食感。

2017年は、アプリとかそのデザインとかチャレンジしたい。

出版コンサルタント松尾さんの講演会

本を買いました。

出版コンサルタント松尾 昭仁さん著作の最新刊「完全決定版 誰でもビジネス書の著者になれる!  出版の教科書

そこのあとがきを読んで松尾さんへFacebookでメッセージ送ったら、講演会に招待されたので聴きに行った次第です。

内容は、マーケティング、とりわけ出版を媒介にしてブランディングに特化したものでした。

以下、講演内容のメモです。



2006年 初出 「誰にでもセミナー講師になれる」本
毎週重版なった、9刷出た

「その他大勢から抜け出し」本も売れた
結果、10年で23冊を出版

韓国版も出ている。

10年間書いての、書き手のノウハウを伝える目的。

本出したいひとは要る。
著者探している。
マッチングさせる

コンサル
 過去100名超を輩出
 企画協力クレジットを入れてもらっている

→自身だけが出版できたわけでない、再現性のあるノウハウを提供。

悩みの数だけ本がある。


本は商品である ※芸術等の考え方もあるがそれらはさておき
1800円+税

売れないものは作っていけない
※電子書籍でないもの、電子書籍に向いたものそれぞれある。


人はなぜお金を払うか
 A:欲・快楽 →高級XXXほしい、XXXしたい
 B:苦痛から逃れる →いまより悪くなりたくない、死とか逃れる(健康本)、飛び込み営業が怖い、加齢とか。
 C:時間短縮 →ビジネス書の目的。

書籍「絶対の自身のつくる3分間トレーニング」「1分間仕事術」はCタイプ。


商業出版
 三角形の法則

スキルランクはいまどこ?
 S、A、B、C、D…

「社会人として必要なものはディズニーから」本
 →Cランク(バイト)がDランク(未経験、分野外)へ伝えるために書いた

「ほいほい聴いたらつぶれる」本
 →銀行窓口の融資担当、カワキタさん。28歳くらい(2〜3年ノウハウ)で銀行やめた。

Sクラスのひとが書いた本は異なる需要、プロがセミプロに教えるようなもの


「セミナー講師になれる」の本。
 講師経験は半年経験の時点。
 出版社からの需要があった。
 書くのに1年かかった。そというのも、有名講師セミナーに行きまくってノウハウ溜めたから。
 旧姓名刺で奥さんにも手伝ってもらった。


S、Aクラスのノウハウ: ベテラン。時代性が古かったりする。
B、Cクラスのノウハウ: 若いひとの本が増えた。


立ち位置チェンジの法則
 セミナー講師
 ジグザグ法:奥→手前→中を順に見る。

教え方うまいって言われて、教え方の本を書いた。
自分の出来ることを縦・横展開

独立して10年もった。
うちの売上でも起業家っていっていいのか?いい。
同年代から学びたいというニーズもある。


資料P.5 穴埋め
「著者プロフィール」と「出版企画書」をつくる。

セミナーでは本を書かない。
娯楽は作品ベースだけど、ビジネス書は、おもしろい企画をつくることから。

こういうプロフィールなので書けます、とアピール。
自費出版とかではない。


資料P.5
「編集者」に向けて企画を書く。
出版社はメーカーである。売れるものをつくるのが仕事。
企画書はプレゼン資料である。

いい本でなく、「売れる」本を出したいと思っている。
編集者は「サラリーマン」。だから会議に通る企画書が欲しい。


資料P.6
商業出版は「投資」ビジネス
1冊あたり300万円の投資。

出版社が著書に、「300」〜「500」万円する。
※1500円として2000冊…

タイトルとデザイン、の決定権は出版社が持つ。
売れるトリガーだから。
書籍が酷評されても売れたら勝ち。

仮の段階でのタイトルは、著者がつける。

「コンサルタントになっていきなり650万円稼ぐ法」、はタイトルほぼいじらず。
実績を積んだから。


モノが売れないわけ
 1:社会ニーズ
  不要なら買わない
 2:信用信頼
  メーカー品買うのは、知っている品だから買う
 3:認知されてないから
  CMされてない、露出低いから

出版で解消
 1:出版社(集英社、ダイヤモンド社等)が市場性を認めてくれる。
  東洋経済オンラインで記事を書いた実績も、本販売への動線になる。
 2:数社の出版社から出ている、書店に並んでいる信用。
  紙の本で勉強した世代に通じる。
  政治団体が出版するのもそれ。。
 3:簡単なのは、ブランドにぶらさがること。
  公的機関の認知。

幻冬舎
 幻冬舎ルネッサンスは自費出版。最高では1,000万円かかる。でも幻冬舎のブランドがつく。
 集英社も自費ブランドある…?。
 例えば、椋(むく)の家の本。数千万の家、1件建てれば自費出版代はペイ。


全国にばらまかれているから、配本されているから。
 出版社と書店が露出してくれる。
 お金もらってリーチしてくれる。
 広告は水物。しかし、本はすぐには消えない。

PRの一環として、新宿界隈の図書館に献本している
 セミナー呼びやすくするため。
 図書館で30人待ちとかになっているくらいなら買う。
 文芸は1読、ビジネス書は手元に置きたくなる。
 図書館で知って、買ってもらう。普及活動。

著者の見つけ方。
 インターネット。ブログが本になるのは稀少。
 一番良いのは紹介。
 出版社は閉鎖的。フリーパスでなくて信頼できるひとを介して入れる
 松尾さんの知人で、税理士さんが出版。
 出版業界はコネが効く。
 秋元康からの押しなら通るみたいな。お墨付き。
 コネ=信用担保

編集者
 著者候補者のどこを見るか
 =プロフィール、書くにあたっての資格

著作に適した実績
 講師本なら
  大学講演実績
  セミナー200名講演
 料理本であれば、幼少期から〜みたいな。

伝えなければはじまらない
 謙虚だめ
 この業界のナンバーワン、このノウハウがあります
 なにをやってきたのかをわかりやすく伝える
 

4期生
 「ブラック企業の営業術」

小嶋さんのプロフィール
 短いのが良い
 著者の資質がわかること

 ブラック企業になぜ入社したのかがわかる(※本人に聴いたら勉強嫌いだったのはさておき)
 半年でマネージャ。(※ほかはみんな辞めてった)
 プロフで数字は大事、平均が50%、実績は89.5%のようにすると現実味でる。
 埼玉エリア2人のなかでも謳い方はトップと言える。
  分母が小さいのは数字を省く、分母が大きいのは書く。
 
面白い企画だけど、なぜあなたが書くべきなのかが、わかるもの。


資料P.9
バイブル(聖書)商法

活字貴重な時代
本を貸す、読んで良かったから、集会の流れ(LIVE)
※貸さずにいきなり集会だと怖い

今回の本
 1冊 270ページ(スタンダード:200ページ、1500円)
 値付け 2,000円(高めでも払って読んでくれるひとをターゲッティング)
 結果、全国から参加者が集まる品質になった
 遅刻もいない、欠席もいない
 予習してきてくれる、集客手段としての出版

 自分を理解してもらうまでが大変(ルートセールスとか)
 コンサルのひとなら書くべき
 お客さんから選ばれていれば、価格競争に負けない

 自費出版ビジネスはSales Promotion
 自費出版は書店に並ばない、売れないのがわかっているから出版社も頑張ってくれない

 小冊子ブーム、フリーペーパー
 かつて、R25とか置けばなくなった時代
 やがて無料でもいらなくなる
 自分で買ったものなら読んでもらえる

コンサル業
 お客さんとのミスマッチが怖い
 信用してない家庭教師の話しは聞かない
 読んできてくれたなら、ミスマッチ防げる
 コンサルしたいひとをセミナーで集めるための出版

 レバレッジが効く仕事
  初版6000部の本書
  1人に話すのも20人に話すのも同コスト

コンサル業は、知的肉体労働
 肉体労働だけど20名、複数名へのレバレッジ効く
 レバレッジ効かない仕事は避けたらいい

東洋経済オンライン
 1記事10万PV
 本のリンクも貼る

いかにレバレッジを効かせるか
 報われることを考える

あとがきに、会いに来てくださいと書く。
 Web→セミナー
 4時間講演
 本気のお客さんが本を出す


5分 
 アイディア交換


出版のメリット
 マスコミ
  取材対象者を探すのはネットか本
  本を出版社に献本すること
 受け皿としてWebを用意しておく

起業家にとって
 いい人材はどこにいるか→大企業、公務員

いい人材とは
 経営者へ共感していること
 
渡邉美樹「夢に日付を」
 優秀な人材の取り方、書籍
 あっというまの上場
 経営、介護…と横展開

出版の結果
 会社の信用度が上がる
 周りからの扱いがよくなった
田舎の書店に並ぶとお得
 地元紙から取材される
 需要と供給の話し
大企業に働くひとから認知される

しゃべるのが上手い=10年やれば上手くなる、機会の数 

デメリット
 Cランクのひとが出版するとBのひとからは面白くない
 売れない本は☆1つもつかない
 友達で☆4、☆5つくらいにつけてもらうのは良い


資料P.12
新刊1日300タイトル出版される
ビジネス書は名前で売れるわけではない
 もしドラでも、著者の名前認知されない。岩崎夏海さん。
 もしドラ以外にも30冊くらい出したが売れてない。

セミナーをDVDにする
聴いて文字起こす

出版は投資ビジネス
 3冊売れないと1000万円の損失、それ以降は出版されずらい
 初めての著者は出版社へ文句言わないから通しやすい

電子書籍はブランド?
 紙を出して、出版社が電子化してくれるのがベスト
 電子で1000冊出して売れたら紙にする

1冊目を売ること、必須。

著者は常識ないひとが多い、自己顕示欲が強い
 扱いやすい印象を与えること
 打席に立つ回数を増やす

0→1 出版への近道
 セミナー参加

出版社 編集担当ご紹介

ハル出版 荒川さん 
 株、投資関係の本が多い

著者に望むこと
 いいひと
 コミュニケーションできること
 売れそうだなとの予感あること

プロフィール大事?
 Yes
 会議に提出する前に、短時間。1分間でPRできること。

企画書
 フォーマットは無いことが多い。
 新書:知的好奇心の刺激
 「素数ゼミの謎」とか

 お金出してどれだけ得になるか。が前提のはず。
 
スクール生に対して
 仲がいい。そして緊張感ある。
 
企画書のレベルは?
 レベル高い企画書になってきた。

魚。魚を渡す?釣り方?


Q:ほしい企画は?
 お金の儲け方。

Q:新人の人数は?
 総出版冊数は年間70冊。15人くらいが新人。

Q:出版社にとっていい人?
例えば、個人資産形成の著書
 社としては、お金の増やし方を出したかった
 著者は、公的年金の破綻は嘘の話しを書きたかった(しかし個人の得をターゲットにするには動機つけが弱い)

Q:資格職の本の需要?
 土木資格希望者が増えたから

Q:新人への指導ある?
 編集からの注文は、一般的には多々ある。セミナー出身者へは少ない。 

Q:編集者?出版社?どちらで選ぶ?
 長い付き合いになるから編集者。
 ネームバリューはあるのは否定できない。

「華僑との非常識な成功法則」
  何冊か出していた実績に投資した。


17期募集の話しとOBプレゼン

15期生 
 濱潟好古さん(はまがたよしふる)

2ヶ月で本を出すことになった

合格体験記
2016年6月にセミナー来た

職業
 組織マネジメント
 目標達成コンサル

ITベンチャーで9年間営業に従事
 離職率80%
 入社前後の給与体系
 30万→20万
 福利厚生なくなる、3ヶ月くらい
 本社が恵比寿、ひとを集めるが途中で家賃補助なくなる…

2016年1月独立
 食っていけるか?
 ブランド力を高める
 正解とは…

書籍「起業して食えるひと、食えないひと」に出会う
セミナーで話しを聴いてみた

2016/6/18
東洋経済さんとのコラボセミナー

「人生を変える質問」
出身大学は?…防衛大学

防大の特徴
 士官学校、縦割り、過酷

入学 1学年600人
5日後 560名
2週目 530名
GW後 500名

防大 夏休み3週間
8km 遠泳
昼食 乾パンと金平糖
4年間…(留年で5年

強みじゃないと思ってたこと
→他者認識

強みを見つける
 6days集中講座(6月18日)

書籍でブランディング

1日目
 プロフ書く
2日目
 人気ライターの見本原稿
3日目
 敏腕編集者講師
4日目
 ビジネス著者来る
5日目
 リハ
6日目
 オーディション
 30社くらい参加
 →15社から引き合いもらう

2017年2月
「(仮)防衛大で学んだ究極のリーダーシップ」を執筆予定

スクールで得たもの
 ①自分の強み
 ②著者仲間
 ③企画書作成スキル(→出版社から企画書ほめられる)


2017年4月 2冊目決定「仕事術」
あさ出版 ワタミ書籍と同じ

顧客信頼Up
大手生保から管理職研修希望されたり。

”書籍こそセルフブランディングツール”


1冊目は「起業して食えるひと」の出版社にしたかった
 →日本実業さんと契約


防大シリーズで獲れる
 防大卒したら、自衛隊いくと優遇されるので辞めるひと少ない
 退官したひとには時代性追うの難しい
 久留米高校卒→防大の学歴

ブランディングいろいろな切り口
 入社
  離職率80%の1社で9年間
 名前
  坂の上の雲の秋山好古氏と名前同じ

1冊に詰める内容
 ショートエッセンスが30個くらいが1冊分の目安

松尾さん補足
 成果報酬がネクストサービス社へ入る、出版社経由でもらう
 出版後も応援する仕組み、社のフロー所得


三宅恵子さん
 倉敷市エステサロン経営
 PHP出版から出版予定
 3ヶ月前にセミナー参加
 16期生

松尾さん補足
 スクール
  団体戦
  一番下のひとが通るようなレベルにする
  司法書士さん、オーディションで最高で22社。複数冊出すようになる。

サポーター
 タカハシカズキさん ライターさん指導
 田口智隆さん お金のひと

セミナーシステムについて
 野茂選手の時代
 野球エージェント:ダン野村
 無かったサービスは当初、Disられる。そのため、行政に認証もらった。


OB・OG紹介

16期生 佐藤とおるさん
 10月から独立税理士
 ブログ書き溜めて出そうとした
 面談中:アチーブメント、中央経済、青春、KKベスト、…

16期生 泊太郎さん
 海上自衛隊
 現在、カテキョー学院講師
 成績残したことはないが。
 面談中:ワニブックス、秀和システム

16期生 安藤信平さん
 FP、コンサル
 出版しているひとはまわりに多い
 特別な努力が必要
 
小楠健志さん(おぐすさん)
 総合格闘技世界2位、プロシュート
 道場やったり整骨院やったり
 山本KIDと同じ道場
 電子書籍「幸せになる方法2.0」
 卒業生Observerと事業を立ち上げ(片田智也さん、西村優里さん)

6期生 さくらいしゅんすけさん
 2013年参加、当時サラリーマン
 2015年3月 理系脳の怒らせない技術
 プレゼン指導で独立、2015年1月独立
 セルフブランディングで本を活用
 出資を受けて、新会社設立
 誰にでも必ずコンテンツがある

15期生 葛宮恵さん
 本を出したい
 主婦でも出版
 プロフィール講座3回やった、棚卸し時間かかる
 
14期生 根岸靖さん
 接骨院、多店舗経営
 松尾さんが患者さん
 治療家サポートのお仕事、Nextの布教

10期生 加藤和久さん
 経営難
 プロフ2日間受けてみた
 見直す機会
 経営が3.6倍伸びた  
 コーディネーター

17期募集中
 
 17期予定
 ウェスティンホテル・シェフ 宮地さん 

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