2016年2月14日日曜日

会話間コンテキストのこと

スクラップ

言語間の解釈の相違、気になったのでメモ。
言語をまたぐと尚更面白そうだけど、単一言語であっても、会話中の相手の心象がリアルタイムにどこかに投影されたら面白いかな?
いま話している相手に伝わってる感や、相手の心情変化が、数値化されてどこかに表示されるとか(※もちろんそれを話者双方の目につく場所に配置するのは会話を妨げるものにしかならないから、それは無いにしても)
などと考えていたら、ふと思い出したのは、佐藤雅彦さんディレクションの「これも自分と認めざるをえない展」。
この展示作品のひとつで「覗かれ穴」があります。 覗き穴でなくて、覗かれ穴。

穴とその穴の先に静止画像が配置されていて。穴を覗くと、虹彩センサーが、その視点を捉えて、その覗見者の見ているポイントを他所に表示してくれるというもの。
覗いている人にとっては、自身の視点が追跡されている感覚が無いため、その注視しているところへの興味関心が周りに晒されてしまう仕掛け。
前述の件では、コンテキストから判断するプログラム作りが大変そう。
議論をうまく盛り上げたいファシリテーターとか。 緊迫したネゴシエーションの場で、相手を刺激していないかのチェックとか。
需要どうでしょう。

振り返り

とても記憶に残った展示会だったので最近のことかと思って調べてみたら、なんと2010年のことでした。 記憶定着は、体験と感情の揺さぶりに大きく影響されるなぁと。

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