40分講演のうち30分づつ程しかメモできなかったのですが、中でも印象的だった2つの講演
- 「UNIQLOCK,around the world」
- 「GAINER 実験室」
について、メモ帳から転記しておきます。
2008/10/13現在 ブログパーツ214カ国 52,144地点からのユーザ 167.4万PV
[田中耕一郎さん]
・全体進捗
コンテンツと広告の中間点
広告は見たくないものという前提
自社メディアを構築すること
資産化するメディア
中長期的なストーリーづくりを意識した
→世界中のひととつながりを作り、その後販促を打つ
(ようやくそれからがスタート)
衰退するバナー
アフィ&リスティングでの試み
広告メディアを定着させるために
自分から発信すること
あらゆるところに偏在する、マス化が狙い
・グローバル視点
グローバルノンバーバルコミュニケーション
必然的なもの、機能必然ツールとしての時計
コンテンツ、web発の画質コンテンツ、5秒の仕組み
ストーリーは次々と新作を出す、チューニングしていく、定着を図る
・情報流通
PRリリースとしての配信設計
段階的に目的をもって配信
流通のキーワードをつくる
情報の根元を押さえることの大事さ、発信者に影響を与えること
web専用のPRユニットを作る(コンテンツにはお金をかけたが、マスメディアにはお金かけていない)
意思決定のレイヤーは簡素化させた
→クリエイティブの純度を保つため
大きなアウトプットに必要な組織体制を意識
[勝部健太郎さん]
表現にフォーカスした企画
表現の乗っかる場所、Webのポテンシャルを出せるところ
グローバルなこと
お金をかけずにユーザが広げてくれるように
→ソーシャルメディアに合う表現
Blogなら左、中、右のスペースに広告の空き地がある
貼ってもらえないとしたら=ユーティリティが必要&コンテンツの面白さ
ユニクロ
服を着たパフォーマンス
リズム
時計
タグになる
コンセプト完成→ "永遠に時を刻み続けるUNIQLOCK"
昨年6月からバージョン更新 UNIQLOCK vol.1-4
「GAINER 実験室」
IAMAS 小林茂さん
ニューヨーク大学 IPT project "Tom Igoe"氏の取り組みとか
パロアルト研究所で1973年に開発された「Alto」
技術は進んだ、が、ひとへのインターフェースは変わらないものがある
ASCIIキーボード情報、音情報を加工したりできる
PC + 標準入出力デバイスの限界(直接触れない)
逆に統一プラットフォーム利点もあり(Adobe Flash playerさえ入っていればOSに依存せずにグラフィカルな操作が可能とか)
物理入出力/表現力の拡大、電子機器も歴史あり
ゲームなら最近はWiiにより認知されてきているフィジカルコンピューティング
加工するための手段
・センサ(光/圧力/音/温度)
・アクチュエータ(LED(光→電気)/モーター/ソレノイド)
・プロセッサ(PC I/Oモジュール)
プログラミングと電子工作の世界
コーディング&回路設計&実装&検証…出来上がるまでの根気
電子工作の特徴
はんだづけは意外に楽しい
最低限のところからスタートできる
ただし、ハードウェアは破損もありやり直しが効かなかったりする
作品紹介1:ゲイナーカイダン
人の脚が階段を踏むとカタンっと出音
センサー脚に反応して、アクチュエータが音を鳴らす
拡張版のブレッドボードを24枚敷設
作品紹介2:LED BALL
Gainer + MatrixLED
多数のLEDを配線、8×8のユニットをベースに球体へマッピング
Xbeeで無線化、配線の自由度アップ
音量、光量、パターンは研究対象
過去ワークショップ紹介:
山口芸術情報センターで開催
2日間のみだが、頭の中のアイディアを装置組み立ての実装するところまでやった
開発ツールはProcesing & Gainer I/O & Funnel
これから注目のデバイス
Lilypad Arduino
Gainerはシンプルなドライバ
複雑な世界には、もう少し高度なものが必要
すべてのパーツの役割を担う必要はない
いま開発に注力しているデバイス
Funnel
コンセプト=エンジニアとデザイナーの共通言語
デモ紹介1:
ActionScript3 & Funnel & Gainer
テラクロックのいじり方
デモ紹介2:
Box2Dライブラリと圧力センサーのねじ曲げで、PC内の物理シュミレーション
デモ紹介3:
flashから無線で色調の変化する手持ち時計
Gainer,Funnelでflashがリアルとつながる
ソフトとハードのハイブリッドな連携
安定動作にはノウハウが必要
.fesで見せてもらったスライドはslideshareに。。
その他の情報で下記のようなワークショップの情報の見つかりました。
より一層の普及を願ってslideshareを拝借します。
以上。。
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